2017年07月12日

2017J2 千葉 vs 讃岐

2017年7月8日(土)
J2リーグ第22節(フクダ電子アリーナ) 観客 9,498人

ジェフ千葉   (前半1-1、後半3-2)   カマタマーレ讃岐

前半13分  千葉 1-0 讃岐  ラリベイ
前半34分  千葉 1-1 讃岐  馬場賢治
後半20分  千葉 1-2 讃岐  高木和正
後半23分  千葉 2-2 讃岐  清武功暉
後半33分  千葉 2-3 讃岐  木島徹也(FK)
後半35分  千葉 3-3 讃岐  ラリベイ(PK)
後半38分  千葉 4-3 讃岐  ラリベイ


ジェフ1点リードで迎えた後半アディショナルタイム。5分あったアディショ
ナルタイム3分のところで、ペナルティエリア内でスルーパスを受けたFW
13木島徹也
GK23佐藤優也が倒してしまい、讃岐がPKを獲得。しか
し、このPKを優也はコースを読み切って外へ弾き出し、続くコーナーキッ
クも何とかしのぎ切ってジェフはどうにかこうにか1点差を守り切った。


最後のPKの場面、もう決められることは覚悟してた。おそらく時間的に
はPK後にワンプレーぐらいしかできないだろうけど、そのワンプレーで
勝ち越し狙いにいくしかないなとまで頭の中では考えていた。だが、優
也がPKをセーブした瞬間にこの考えが全部吹っ飛んで興奮状態に陥
り、試合の中に完全に引き込まれてしまった。

「喜ぶのまだ早いよ。コーナー(キック)すぐ来るよ、集中集中」。実際口
に出していたのか、心の中で思ってただけなのかすら今となっては覚え
ていない。ただ、自分もフィールドにいる選手たちと同じ感覚で戦ってい
たのかもしれない。コーナーキックからDF22武田有祐がヘディングシ
ュート。枠にきたこのシュートをFW8清武功暉がゴールライン上で、ヘ
ッドではね返す。そして大きくクリアすると、ここで試合終了のホイッスル。

タイムアップと同時にジェフの選手たちは一斉に絶体絶命のPKをセー
ブした優也のもとに駆け寄る。一方、讃岐の選手たちはその場に崩れ
落ちた。勝者と敗者のコントラストが鮮明に表れた瞬間だった。そして
自分は、「(信じられん)勝ったあ、勝ったよ~」と思わず口に出していた。


「壮絶な点の取り合い」、「誤審」、「退場」、「ラリベイのハットトリック」、
一言では語り尽くせないぐらい内容の濃い試合だったが、最後に優也
が全部持っていった。「自分で相手倒してPKを与え、そのPKを自らセ
ーブ」。完全なる佐藤優也劇場であり、そのドラマチックかつ劇的なエ
ンディングにジェフサポーターは完全に酔わされてしまったのだった。


内容的には全く褒められた試合ではなかったけれど、二度リードを許し
ながらもよくそれをはね返して逆転勝利を収められたと思う。特に後半
29分にはDF17大久保裕樹が2枚目のイエローカードで退場処分と
なっており、数的不利な状況に陥った直後に勝ち越されたときには、
「かなりやばいぞ、これ」と思ったのだが。

後日試合のダイジェスト映像を確認したところ、審判の判定に助けられ
た部分はあった。ジェフの3点目につながったPKをとられた讃岐の選
手のハンドはペナルティエリアの外であり、PK判定は完全に誤審だっ
た。あれは、主審はともかく線審がちゃんと判定してやらんと…。ジェフ
の1点目も讃岐サイドは「オフサイド」を主張しており、度重なる不利な
判定に讃岐の選手たちは相当ストレスたまってたんじゃないかな。

でもね、以前も書いたかもしれないけど、「誤審も含めてサッカー」なん
だよね。ジェフも熊本戦で線審の微妙な判定に惑わされてゴール奪わ
れたり、福岡戦ではゴールライン越えてたっぽいシュートがゴール認め
られないとかもあった。1試合の中では有利不利がはっきり出てしまう
こともあるけれど、1シーズン通してみると、判定に助けられることと泣
かされることはトントンぐらいの割合に落ち着くものらしい。とりあえず、
この日の審判団は後でJリーグから相当怒られたであろうことは間違い
ないだろうけれど。


ジェフがザルなだけかもしれないけど、讃岐にここまで得点奪われると
いうのは予想の範疇を越えていた。1点目のFW11馬場賢治の地を這
うようなミドル、2点目の素早いリスタートから一発で裏をとられて決め
られたMF10高木和正のゴール、そして3点目の木島の直接FK。3点
とも見事なゴールだった。讃岐の1試合複数得点は4月2日の対湘南
戦(3-0)以来16試合ぶりだったのだとか。ジェフは讃岐とレギュラー
シーズンで対戦することはもうないわけだけど、讃岐の眠っていた攻撃
力を目覚めさせてしまったのだとしたら、これから対戦するチームにとっ
てはただただ迷惑なことなのかもしれない。


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