2016年02月29日

2016プロアマ交流戦 カープ-セガサミー

カープvsセガサミー    カープvsセガサミー スコアボード

中村恭平    森脇亮介
カープ_中村恭平(6年目)_________セガサミー_森脇亮介(日大)


2月22日 日南市天福球場 試合時間 3時間16分

セガサミー___ 000 006 002=8__13安打、4四死球、3失策
広島東洋カープ_000 000 030=3___9安打、4四_球、2失策
(セ) 森脇〈5回〉、前原〈2回〉、鈴木直〈1回〉、横田〈1回〉-喜多、松延、須田
(C) 中村恭〈5回〉、フランスア〈1回〉、久本〈1回〉、佐藤〈1回〉、飯田〈1回〉
  -松浦、多田、中村亘

▽本塁打  下水流(C=8回2ラン)
▽二塁打  川端(セ)、中東(C)


セガサミー
(9)  本間(立正大)
(4)  鈴木孝(拓大)
(8)  赤堀(立正大)→8 政野(青学大)
(3)  澤良木(日本文理大)→H3 大月(亜大)
(6)  根岸(日大)
(D)  川端(立命館大)
(7)  高島(東洋大)→H7 海保(東京情報大)
(2)  喜多(敦賀気比高)→2 松延(横浜商大)→2 須田(立正大)
(5)  宮川(東洋大)→H5 砂川(駒大)
(P)  森脇(日大)→前原(日本文理大)→鈴木直(東洋大)→横田(上武大)

広島東洋カープ
(9)  野間(中部学院大2)→2 中村亘(横浜商大高7)→H 青木(山形中央高1)
(4)  庄司(常葉橘高7)
(D)  梵(駒大11)→HD 中東(東亜大10)→HD 廣瀬(法大16)
(8)  下水流(青学大4)
(3)  バティスタ(カープアカデミー 練習生)→5 メヒア(カープアカデミー 練習生)
(5)3 美間(鳴門渦潮高4)
(6)  桒原(常葉菊川高2)
(7)  髙橋大(龍谷大平安高4)→H7 赤松(立命館大12)
(2)  松浦(MSH医療専門学校 育2)→2 多田(鳴門渦潮高2)→H9 岩本(亜大8)
(P)  中村恭(富士大6)→フランスア(カープアカデミー 練習生)→久本(亜大15)
   →佐藤(文星芸大付高9)→飯田(亜大2)


0-0で迎えた6回、セガサミーはカープ2番手のフランスアを攻め、一死満
塁から代打の海保駿輔が押し出し四球を選んで1点先制。続く8番喜多亮
太の打ったぼてぼてのゴロをショート桒原樹がはじいて後ろに逸らしてしま
う間に二者生還。9番宮川和人は四球を選んでまたも満塁から1番本間諒
がセンター前に弾き返す適時打を放ってさらに2点。2番鈴木孝昌は投ゴロ
に倒れて二死一・三塁となった後、3番赤堀大智がセンター前へと運ぶ適
時打でこの回計6点。

カープは8回、4番下水流昂の2ランHRと相手失策の間に3点を返したが、
9回に追加点を奪われ、突き放されてしまい万事休す。6回のビッグイニン
グで試合の主導権を握ったセガサミーが8-3でカープを降し、プロアマ交
流戦を制した。


セガサミーは、先発の森脇亮介が5回を投げて3安打無失点。初回に一死
満塁、2回も無死二塁というピンチを迎えたがこれをしのぎ切り、4回には
圧巻の三者連続三振。カープ打線をぴしゃりと抑え込んでみせた。打って
は、1番本間が3安打2打点といいリードオフマンぶりを発揮。また、ベイス
ターズからアマ復帰した赤堀も2安打を記録し、元プロの意地を見せた。


カープは2番手フランスアの乱調がすべて。とにかく球は速いんだけどコント
ロールが…。直球も変化球もストライクをとるのに汲々としていた。練習生の
フランスアにとっては克服すべき課題が多く、これをクリアしていかないと支
配下契約どころか育成契約も見えてこないだろう。先発の中村恭平は5回
を投げて4安打無失点。球筋だけ見ると、「こんないい球投げてるのになん
でファームにいるんだろ」と思うぐらいだった。中村恭も大卒6年目だからい
いかげん一軍で戦力になってくれないと困るんだが。

カープは登板した5人がすべてサウスポーだった。アマのチームではこういう
継投はできないだろうから、人材が豊富にいるプロならではといったところか。

打線では、野間峻祥が足をいかした2本の内野安打を含む3安打。途中出場
の中東直己も2安打と貫録を見せた。その一方、簡単にフライを打ち上げてし
まうシーンが目立ち、4タコに終わった庄司隼人、二度の好機に凡退し、ブレ
ーキとなってしまった美間優槻あたりは、首脳陣にアピールすることができな
かった。個人的には、盛んにファウルで粘って投手に球数を投げさせ、守って
はひとつ失策こそあったけれど難しい打球もそつなくさばいていた2年目の桒
原が印象に残った。


8回表が始まってからだったか、カープの水本勝己二軍監督が三塁側のセガ
サミーベンチへと赴いていき、ベンチから出てきた初芝清監督としばし会談。
なに話してたのかはわからなかったけど、おそらく、

水本 「代打の岩本下げるって話だったんだけど、
____やっぱ守らせることにしたからよろしく」
初芝 「了解です」

こんな会話だったんだろうと思う。7回裏に代打で登場した岩本貴裕は、その
後のアナウンスでは交代でベンチに下がることになっていた。だが、ライトの
ほうを見ると背番号10の岩本が普通に守備についていた。多分球審に交代
を告げてから監督の気が変わり、野間を下げて岩本を守らせることにしたの
だろう。まあ公式戦ではないのでこういうこともOKってことなんでしょう。ちな
みに、訂正のアナウンスは特になかった。

2016年02月10日

2016プロアマ交流戦 ハンファ-アークバリア

高知市野球場ネット裏席    ハンファvsアークバリア

ハンファvsアークバリア スコアボード1    ハンファvsアークバリア スコアボード2
(左) 試合開始当初のスコアボード。アークバリア側は選手名表示されず
(右) 試合終了時のスコアボード



2月7日 高知市野球場 試合時間 3時間13分

アークバリア
___020 000 000=____4安打、_9四死球、1失策
___018 000 22X=13__13安打、12四死球、0失策
ハンファイーグルス
(ア) 伊達〈2回2/3〉、森崎〈1回1/3〉、児玉〈2回〉、高田〈2/3回〉、上田〈1回1/3〉
_-松山
(ハ) 金範洙〈3回〉、鄭在源〈2回〉、張琘宰〈2回〉、金縡營〈2回〉-許道渙、朴俊杋、
__ 車一木

▽本塁打  上田(ア=2回2ラン)
▽二塁打  申成鉉、張珉碩、權容寬(ハ)


アークバリア
(4)  比嘉(日本ウェルネススポーツ専門学校)
(6)  北川(びわこ成蹊スポーツ大)
(8)  村中(日本ウェルネススポーツ専門学校)
(5)  林(四国学院大)
(3)  荒井(高松工芸高)
(9)1 上田(びわこ成蹊スポーツ大)
(7)  安藤(高松商高)
(2)  松山(志木高)
(D)  李周鎬(イ・ジュホ/ハンファにDH枠貸出)→9 高田(MSH医療専門学校)
(P)  伊達(琴平高)→森崎(高松中央高)→児玉(四国学院大)→高田→上田

ハンファイーグルス
(D)  金仁煥(キム・インファン)
(6)  姜炅學(カン・ギョンハク)→6 權容寬(クォン・ヨングァン)
(9)  張珉碩(チャン・ミンソク)
(3)  李性烈(イ・ソンヨル)→3 尹昇熱(ユン・スンヨル)
(7)  金源石(キム・ウォンソク)
(5)  申成鉉(シン・ソンヒョン)
(2)  許道渙(ホ・ドファン)→2 朴俊杋(パク・ジュンボム)→2 車一木(チャ・イルモク)
(4)  朴한결(パク・ハンギョル)
(8)  李東壎(イ・ドンフン)→8 朴基煥(パク・ギファン)
(P)  金範洙(キム・ボムス)→鄭在源(チョン・ジェウォン)→張琘宰(チャン・ミンジェ)
__→金縡營(キム・ジェヨン)

<*1>_スコアボードに選手名表示あり、場内アナウンスはなし
<*2>_一部不明だった選手名は、アークバリア硬式野球部より情報提供していただきました



アークバリアは2回、一死一塁から上田がレフトへ豪快な2ランHRを叩き
込んで2点先制。その裏、ハンファは一死二塁から朴한결の中前適時打で
1点返すと、続く3回には打者一巡の猛攻で一挙8得点。7回8回にも2点
ずつ加えてダメ押ししたハンファが、13-2の大差でアークバリアを降した。


3回のハンファの攻撃で事実上勝敗は決してしまった感があった。先頭打
者から四球と連打で無死満塁。金源石の左前適時打でまず1点。申成鉉
(カープ→高陽ワンダーズ)の左翼線適時二塁打で2点加え、なおも無死
二・三塁から許道渙の右犠飛(申成鉉は三塁進塁)で4点目。暴投で申成
鉉が生還して5点目が入った後、さらに連続四球などで二死二・三塁から
姜炅學が2点中前適時打。続く張珉碩も右越え適時二塁打でこの回計8
点。プロの実力を存分に見せつけた攻撃だった。

投手陣では、先発の金範洙が5三振こそ奪ったものの6四死球と制球を
乱し、被安打は1本だけだったがその1本が2ランだったため2失点。「後
続の投手もこんな感じだったら時間ばっかかかってかなわんぞ」と思って
いたが、2番手以降の3投手は、それぞれヒット1本ずつ打たれはしたけ
れど、基本的には格の違いを見せつける投球だった。2番手鄭在源のサ
イドからえげつなく縦に落ちる変化球は、クラブチームの選手が対応でき
る球ではなかった。3番手張琘宰は2イニング投げて5奪三振。4番手金
縡營は登板した4人の中で最も球速が出ていたのではないだろうか。


アークバリアは、先発の左腕・伊達が3回途中までに6安打6四球と乱れ
て9失点。この日の試合開始当初は寒さを感じるわけでもなかったので、
指先がかじかんで制球に影響するということはなかったと思う。だとする
と単純にまだまだ調整不足ということだろう。まあ2月頭に万全の状態で
あるわけはないので、この結果も致し方ない部分はあったのかもしれない。

打線は、打った瞬間にそれとわかる上田の2ランで幸先よく先制したもの
のその後は沈黙。チーム4安打のうち1本はDHに入っていたハンファの
選手が打ったものだったので、実質の安打は3本。上田の他には比嘉と
北川が単打1本ずつ放ったが、力関係では相手のほうがかなり上だった
こともあり、この結果もまた妥当なものではあったと思う。


この試合では、アークバリアの9番DHにハンファの選手が入っていた。
アークバリアの選手が足りなかったわけではないので、おそらくハンファ
側から申し入れてそうしてもらったのだろう。

9回のアークバリアの攻撃で9番に打順が回ったのだが、実は7回裏から
ライトに入っていた上田がマウンドに上がったのでDH枠は消滅しており、
その打順には投手からライトに回った高田が入っていた。だが、それまで
DHに入っていた李周鎬はハンファ側のネクストバッターサークルに入っ
て準備だけはしていた。どうするのだろうと思っていたら、8番松山が四球
で歩いた後にアークバリアの選手が打席付近に出てきたのを見て、李周
鎬は「どうぞどうぞ」というジェスチャー。実はその選手は打席付近に置い
てあったバットを片付けにきただけだったようだが、アークバリアのベンチ
からは、「そのまま打席に入れ」という指示があり、審判にもその旨を合図。
打席に入ったのは1番の比嘉であり、9番高田の打席は飛ばすことにした
ようだ。打順飛ばすぐらいなら李周鎬に打たせてあげればよかったのに。

2015年02月23日

2015プロアマ交流戦 かずさマジック-KTウィズ

かずさvsKT.JPG   かずさvsKT(試合終了).JPG


2月21日 霧島市国分運動公園国分球場 試合時間 3時間00分

KTウィズ (韓国プロ野球)_000 004 001=5  7安打、4四_球、1失策
新日鐵住金かずさマジック_000 000 101=2  7安打、4四死球、1失策
(K) アーウィン〈1回1/3〉、シスコ〈1回2/3〉、金敏洙〈2回〉、沈載敏〈2回0/3〉、
__ 李昌宰〈1回〉、安相斌〈1回〉-龍徳韓、尹滔炅、安重烈
(新) 中根〈3回〉、山川〈2回〉、本多〈2回〉、加藤〈2回〉-片野、清水

▽本塁打  マルテ(K=6回2ラン)、澤山(新=7回ソロ)、文相澈(K=9回ソロ)
▽三塁打  島影(新)  ▽二塁打  朴慶洙(K)


KTウィズ
(8)  李大炯(イ・デヒョン #53)→8 裵炳玉(ペ・ビョンオク #65)
(9)  金士淵(キム・サヨン #25)
(5)  マルテ(ドミニカ共和国 #5)→54 金永換(キム・ヨンファン #3)
(7)  金東明(キム・ドンミョン #10)→7 愼鏞昇(シン・ヨンスン #33)
(3)  趙重槿(チョ・ジュングン #30)
(4)  朴慶洙(パク・キョンス #6)→1 安相斌(アン・サンビン #41)
(D)5 文相澈(ムン・サンチョル #7)
(2)  龍徳韓(ヨン・ドクハン #27)→2 尹滔炅(ユン・ドギョン #37)
   →2 安重烈(アン・ジュンヨル #22)
(6)  朴基赫(パク・キヒョク #16)→6 金善民(キム・ソンミン #66)
   →H 申命澈(シン・ミョンチョル #35)→R 宋敏燮(ソン・ミンソプ #12)
   →6 韓潤燮(ハン・ユンソプ #2)
(P)  アーウィン(アメリカ合衆国 #36)→シスコ(アメリカ合衆国 #51)
   →金敏洙(キム・ミンス #48)→沈載敏(シム・ジェミン #34)
   →李昌宰(イ・チャンジェ #57)→安相斌

新日鐵住金かずさマジック
(2)  片野(獨協大)→3 佐々木(法大)
(9)  米田(平成国際大)→9 礒山(国際武道大)
(4)  田中(日大)→2 清水(国学院大)
(5)  野坂(佛教大)→4 平(東農大北海道オホーツク)
(8)  島影(日大)→8 宮澤(上田西高)
(6)  小泉(平成国際大)→6 小林(青学大)
(D)  中野(東農大)→HD 土門(北照高)
(3)  高木(法大)→5 澤山(平成国際大)
(7)  渡辺(東日本国際大)→H 内田(八戸大)
(P)  中根(愛知学院大)→山川(城西国際大)→本多(白鷗大)→加藤(拓大紅陵高)

(※) 場内アナウンスと選手名表示がともになかったので、上記したものは違っている可能性あり



0-0の均衡は6回表に崩れた。KTは一死から金士淵が右前安打で出塁。
続くアンディ・マルテがレフトへ豪快な2ランHRを叩き込んで2点先制。さら
に二死から中前安打、左翼線二塁打、四球で満塁とすると、尹滔炅がライ
ト前に弾き返す2点タイムリーを放ってこの回計4点。かずさは7回裏に澤
山翔太がレフトへソロHRを放って1点返したが、KTは9回表に文相澈が右
中間へとソロHRを放ち、再び点差は4点に。その裏、かずさは無死二塁か
ら澤山がセンター前へと運ぶタイムリー安打を放って1点を返したが、反撃
はそこまで。5-2でKTがかずさを振り切った。


KTは6回にかずさ3番手の本多俊弘を攻めて、この回だけで5安打を集中。
一挙4点を挙げて試合の主導権を握り、そのまま逃げ切った。5回までは内
野安打1本に封じられており、前半戦沈黙した鬱憤を6回に一気に晴らした
といったところか。6回こそ打線はつながったものの全体としてはまだまだと
いった感じで、これから開幕に向けて状態をさらに上げていかなければなら
ないだろう。

先発のフィル・アーウィン、2番手の左腕アンディ・シスコはともに1安打1四
死球で無失点。球速はシスコのほうが出ていたが両者ともに制球はやや不
安定であり、かつかずさの打者に結構粘られてなかなか振り切れずに球数
が増えていっていた。もっとも、それでもシスコは打者8人から4三振を奪っ
ていたのではあるが。また、最後1イニング投げた安相斌がいきのいい球
を放っていたのが印象的だった。


かずさは、先発の中根久貴が3回を1安打2四球無失点。2番手山川康樹
は2回をパーフェクトに抑え、4番手加藤貴之は本塁打こそ浴びたものの被
安打はそれ1本のみで、2回を1四球1失点。8回終わり頃から雨が本格的
に降りだしており、加藤にとってはちょっと気の毒なマウンドだった。というこ
とで、本多以外は出来としては決して悪くなかったと思う。本多も6回は捕ま
ってしまったが、続く7回は三者凡退に抑えており、前の回の乱調を引きず
らなかった点はよかったのではないだろうか。

一方の打線は、KTと同じ7安打を放ったが得点は2点どまり。4回には先
頭の島影竜馬が右越え三塁打して無死三塁と先制のチャンスを迎えたが、
後続が倒れて無得点。9回も1点返して3点差とした後、なおも無死三塁と
チャンスは続いたがそこから攻めきれず。さらに点差を詰めて相手にプレ
ッシャーを与えることはできなかった。集中打が出たKTに対してかずさは
打線がつながりを欠いており、それがそのまま勝敗に直結してしまったか
なと感じた。それでも、この試合が今季初の実戦であったことを考慮すれ
ば、それほど悲観するほどの内容ではなかったのではないかと思うが。

2015年02月22日

2015プロアマ交流戦 スワローズ-大阪ガス

赤川(S)vs青栁(大ガス).JPG   Svs大ガス(5回終了時).JPG


2月20日 西都原運動公園野球場 試合時間 2時間40分

大阪ガス__ 100 020 100=4  11安打、0四_球、1失策
スワローズ__100 220 10X=6  12安打、5四死球、2失策
(大)_小畑〈3回〉、飯塚〈2回〉、中谷〈1回〉、酒居〈1回〉、猿渡〈1回〉
__-猶木、浅田、岸田
(S)_赤川〈4回〉、山中〈3回〉、久古〈2回〉-星野、田中雅

▽二塁打  峰下、青栁、茂山(大)、川﨑2(S)


大阪ガス
(6)  青栁(亜大)
(D)  藤原(立命館大)→HD 小倉(鹿児島実高)→HD 鳥飼(鳥取城北高)
(4)  峰下(近大)
(3)  金附:かなつき(筑波大)→H3 茂山:しげやま(東北福祉大)
(9)  土井(法大)
(5)  伊藤(法大)→H5 加嶋:かしま(亜大)
(8)  今塩屋(福岡大)
(2)  猶木:なおき(秀岳館高)→2 浅田(立大)→2 岸田(報徳学園高)
(7)  登地:とじ(常葉菊川高)
(P)  小畑(青学大)→飯塚(履正社高)→中谷(天理高)→酒居(大体大)
   →猿渡(飯塚高)

東京ヤクルトスワローズ
(9)  川上(光星学院高4)
(6)  奥村(日大山形高2)
(8)  川﨑(福岡大5)
(3)  武内(早大10)→2 田中雅(近大12)
(D)  ユウイチ(ワシントン・ルイス州立高17)→HD 山川(福岡工大城東高1)
(7)  原(第一工大1)
(5)  今浪(明大9)
(2)3 星野(岡山東商高3)
(4)  三輪(下関中央工高8)
(P)  赤川(宮崎商高7)→山中(九州東海大3)→久古(青学大5)

※場内アナウンスは、大阪ガス側のみ出身校も読み上げられた


3-3の同点で迎えた5回裏、スワローズは一死一・三塁から原泉と今浪隆博
の連続タイムリーで2点勝ち越し。1点差に詰め寄られた7回裏には星野雄大
のタイムリーで再び2点差とすると、8回からは左腕・久古健太郎を投入して
大阪ガスの反撃を断ち、逃げ切った。大阪ガスは初回、先頭打者からの3連
打で1点先制。逆転を許した直後の5回表には、一死二塁から峰下智弘のタ
イムリー二塁打と茂山周平のタイムリーでたちまち同点に追いつく粘りを見せ
たが、一歩及ばなかった。


スワローズでとにもかくにも目立っていたのは、FA移籍した相川亮二の人的
補償として移籍してきた奥村展征だった。奥村は、打っては3の2(左前安打
2本),1打点,2四球と5打席中4打席で出塁。10球粘った末に四球を選ん
だ打席からはしぶとさと選球眼のよさ、三遊間をきれいに破って左前安打し
た打席からはバットコントロールの巧さを感じ取ることができた。打撃センス
はなかなかのものがあるのではないだろうか。

だが、その一方で走塁と守備はまだまだこれからだなという一面も見せた。
初回一死一塁から川﨑成晃の右中間を破る二塁打で一塁から一気に生還し
たが、本塁のタイミングは間一髪であり、ベンチからは「足遅いわ~」と野次ら
れていた。実際自分は走塁をつぶさに見ていたわけではないので、ほんとに
足遅かったのか、単に状況判断が悪かっただけなのかはよくわからないが。
さらに、安打で出塁した4回には一塁でけん制死、四球で出塁した6回にも離
塁が早過ぎて1-3-6と転送されて二塁でタッチアウトと二度の走塁ミスを
犯した。

そして守備では、5回に強烈な打球だったとはいえ真正面に来たゴロをトンネ
ル。この回から登板した山中浩史の足を引っ張ってしまい、同点に追いつか
れる要因を作ってしまった。まあこれだけ1試合の中でセールスポイントと課
題をはっきり見せつける選手も珍しい気がする。もしかしたらスター性もある
のかもしれないな。


大阪ガスは、先発の小畑彰宏が3回を投げて3安打2四死球1失点。小畑は
昨年の都市対抗でも見てるけど、そのときと比べて腕の位置が下がってより
サイドスローに近い感じになった気がする。球速は明らかにスワローズ先発
の赤川克紀を上回っていたけど、制球が荒れ気味だったこともあり、相手打
者によく見極められて苦しんでいる感じだった。また、5番手として登板した
猿渡眞之は、この時期としてはスピードの乗った威力のありそうな球を放っ
ており、8回、1番から始まったスワローズ打線を中飛・空振り三振・空振り
三振と3人で片づけてみせた。

打線のほうは、スワローズの12安打に引けを取らない11安打とよく振れて
いた。青栁匠と峰下が3安打、途中出場の茂山も2の2と結果を残した。悔や
まれるのは初回3連打で1点先制した後、4~6番が揃って内野フライに倒れ
てさらなる追加点を奪えなかったところだろう。あの場面でもうひと押しできて
いれば、試合の主導権を握ることができていたかもしれなかったのだが。

2014年03月29日

2014プロアマ交流戦 甲賀医専-石川MS

甲賀医専 vs 石川MS   吉田えり投手
甲賀市民スタジアム スコアボード     吉田えり投手


3月28日 甲賀市民スタジアム 試合時間 3時間02分

甲賀健康医療専門学校_000 100 020=3  _7安打、8四_球、4失策
石川ミリオンスターズ__011 032 00X=7  12安打、6四死球、0失策
(甲) 岩佐〈5回〉、廣澤〈1回〉、竹内〈1回〉、和田恵〈1回〉-木村翔
(石) 中川〈3回〉、吉田〈2回〉、森〈1回〉、ループ〈1回〉、ネイディング〈1回〉、木田〈1回〉
_-納谷、白橋

▽三塁打  三浦、石突(石)
▽二塁打  川西(甲)、納谷(石)


甲賀健康医療専門学校
(D)  庄司(水口高)
(8)  西谷(北大津高)→H 宮川(京都翔英高)
(9)  岩井(伊勢工高)
(7)  金子(多治見工高)
(6)  川西(滋賀学園高)
(2)  木村翔(福井工大福井高)
(3)  松村(水口高)→H3 吉中(守山北高)
(5)  森田(島本高)→H5 西(京都・田辺高)
(4)  浦田(京都翔英高)→4 藤井(西脇高)
(P)  岩佐(門真西高)→廣澤(岐阜各務野高)→竹内(新翔高)→和田恵(大田高)

石川ミリオンスターズ
(4)6 板橋(日大)
(8)7 谷口(遊学館高)→H7 迫留(日本航空二高中退
(5)8 ドテル(ドミニカ共和国)
(2)  納谷(甲賀健康医療専門学校)→2 白橋(九産大)
(3)  小倉(国士舘大)
(6)  岡下(樟南高)→4 枳穀(東海大北海道)
(9)  石突(城西大)→5 高橋(尾山台高)
(D)  三浦(関東学院大)→HD 松田(朝日大)
(7)  大久保(カリフォルニア州立マーセッド大)→9 宮本(東海大北海道)
(P)  中川(金沢市工高)→吉田(川崎北高)→森(岩国工高)→ループ(アメリカ)
   →ネイディング(アメリカ)→木田(日大明誠高)

<*1>  スコアボードに選手名表示あり、場内アナウンスはなし
<*2>  9回の石川MSの選手交代を見落としたので、上記したものは正確でない可能性あり



<石川MS>
吉田えり  2イニング 投球数56、被安打2、与四球6、自責点1
投球数56の内訳  ストライク13、ファウル2、ボール35、打球6

ナックルボールって、「投げてる本人もどこへいくかわからない球」だとは
よく聞くけど、投球の7割がボールだとやはり厳しい。ただ、フライアウト
が3つあったことから、きっちりタイミング合わせて捕えるのも難しい球で
はあるのだろう。

吉田の後にマウンドへ上がった投手がなかなかいいボールを放っていて、
「誰なんだろう?」と思っていたら森慎二だった。そりゃ、いい球投げるに
決まってるわ。最後9回に投げた木田優夫は、「老練」という言葉がぴっ
たり当てはまる投球だった。ぱぱっと追い込んでささっと料理する。わず
か11球で三者凡退に打ち取ったのだった。

すごいスイングで目を引いたのが、3番に入った新加入選手であるウェリン
トン・ドテル
。この日はチーム合流後初の実戦だったこともあってか、5タコ
2三振といいところはなかったが、ツボにはまればものすごい打球を飛ばし
そうだなと思った。「超優良外国人選手」なのか、それとも「大型扇風機」な
のか。その答えはシーズン開幕とともに明らかになるだろう。


<甲賀医専>
基本大学生と同年代の若いチームということもあってか、チーム全体として
一つ一つのプレーがちょっと雑かなという印象だった。守備は4失策と乱れ、
攻撃面ではバントで走者を送れなかったり、二度二塁走者が捕手からのけ
ん制で刺されたりもあった。この日の対戦相手である石川MSはもちろん、
大会で対戦する社会人の企業チームからも学ぶべきことがたくさんあるの
ではないかと思う。完成度の高い相手チームからよい部分を吸収すること
により、個人としてもチームとしてもレベルアップを図っていってもらいたい
ところだ。