2014年12月08日

J1へ行くには何かが足りないんでしょう

ジェフゴール裏


技術的な部分で足りないものはたくさんあるだろうけど、
その他に何が足りないのかは自分にはよくわからんけれど。


2014年12月7日(日)
J1昇格プレーオフ決勝(味の素スタジアム) 観客 35,504人

ジェフ千葉   (前半0-1、後半0-0)   モンテディオ山形


見ていた限り、両チームに力の差はなかった。チャンスを確実に仕留めら
れたか否か、試合における差はそこだけだったと思う。決して山形のGK
山岸範宏がスーパーセーブを連発したわけではなかった。札幌の金山隼
愛媛の児玉剛のほうがよっぽどストップされた印象は強い。だから山
岸じゃなくてもジェフのシュートは弾き出されてたでしょう、おそらく。

ジェフの試合の出来がひどかったと言ってる人がいるけど、この試合だけ
見て言ってるのかな? 今季の試合つぶさに見てる人の発言じゃないな。
少なくとも今季のジェフは、鈴木淳監督のときから関塚隆監督に代わって
からも出来のよかった試合なんてほぼなかった。ひどい出来の試合(0-
6の湘南戦
はワーストの出来ではない)はいくつもあったけど、そういった
試合に比べればこの試合ははるかにマシだった。

あれだけの数集まったジェフサポーターの期待に応えられなかった選手
たちは、ほんとにつらかっただろうし、悔しかったと思う。その思いを忘れ
ないでほしい。2012年のときは、プレーオフ決勝で敗れた後も天皇杯
の試合があったんだけど、今回はこの試合が今季最後の試合となった。
これが最後の試合というのは悲しいし、寂しい。


常々自分は、このプレーオフのレギュレーションは「3位チームに対する優
遇が少なすぎる」と思っていた。3位のチームが4位以下のチームと等しく
準決勝から登場することが不満だったのだ。今回、北九州がJ1ライセンス
を持っていないということで参加できず、3位チームは決勝からの出場とな
った。要するに、自分的には今回は理想的な形でのプレーオフだったのだ。
これだけ有利な状況にあった中で突破できなかったのだからもう仕方ない
でしょう。


今回自分は混雑が予想される京王線の飛田給駅を避けて、西武多摩川線
の白糸台駅と味スタの間を往復歩いた。まあ人が少なかったのはよかった
んだけど、行き帰り大回りしたからか味スタがより遠く感じた。そして、帰り
が長くてつらかった。一昨年のプレーオフ決勝の帰りも電車で放心状態の
ジェフサポーターの顔を見てため息をついたんだけど、今年はもうみんな
目つぶってたな(苦笑)。自分が人から見たら放心状態な顔してただろうな。


自分は心狭いので山形の選手・サポーターに対して「J1昇格おめでとう」
とは言えない。言えるのは、「1年で戻ってくるなよ」ってことだけかな。

2014年11月26日

2014J2 讃岐 vs 千葉

キャパは結構ある丸亀競技場    讃岐vs千葉 試合前
丸亀競技場はキャパかなりあるスタジアムだった

讃岐サポーター席に挨拶に行くジェフの選手たち    試合結果
試合後、中断中に森本コールをしてくれた
讃岐サポーターへ挨拶に行くジェフの選手たち



2014年11月23日(日・祝)
J2リーグ第42節(香川県立丸亀競技場) 観客 3,628人

カマタマーレ讃岐   (前半0-1、後半0-0)   ジェフ千葉


前半30分になろうかというところで、GK24高木駿からのキックを中
盤で競り合いにいったFW11森本貴幸DF3藤井航大が交錯して2
人とも転倒。少ししてから藤井は起き上がったが、森本は頭を強打し
たようでピクリとも動かない。しばらくするとAEDが運び込まれ、命に
かかわるぐらいの切迫した状況であることがわかった。凍りついた場
内にジェフのサポーターからだけでなく、讃岐サポーターからも森本
コールが聞こえてきた。結局、森本はピッチ内まで入ってきた救急車
に収容され、病院へと運ばれていった。
*競技場では森本の詳しい状況はそれ以後わからなかったが、ピッチ上で意識を取り戻し、
 病院で検査の結果異常なしだったことは後でわかった。AEDは使わずに済んだのかな?



森本のアクシデントを目の当たりにしてちょっと気持ちが落ち込んでし
まったが、20~30分の中断後に試合再開。試合再開から15分程経
過した前半終了間際、DF20キム ヒョヌンからゴール前へとロングボ
ールが入る。これを森本に代わって急遽出場となったFW9ケンペス
が相手ディフェンスとの競り合いに勝って、すかさずシュート。これが
見事に決まってジェフが1点を先制。後日ダイジェスト映像を確認した
ら、ケンペスのシュートはゴールポストとクロスバーの接合部分に当た
って入っていた。あれはGKが捕るのは無理だわ。というか、よくあん
なとこに決まったなというゴールだった。


試合自体は、ジェフがパスをつないで崩しにかかるのに対し、讃岐は
ロングボールを使って攻め込んでくる感じだった。五分五分か六四く
らいでジェフのほうが押してるかなと感じていたが、決定機は讃岐の
ほうが多かった。ヘディングシュートがクロスバーを叩いたシーンも
あったし、ジェフのパスミスを突かれてピンチに陥ることもあった。

最終節ということで本来他会場とは同時進行のはずだったが、森本
の一件でしばらく中断したこともあり、他会場とはタイムラグが生じる
こととなった。だから後半途中の段階で勝てなくても昇格プレーオフ
に進めることは判明していた。勝てば磐田をかわして3位浮上となり、
プレーオフは初戦シードで決勝の地である味スタ直行。追いつかれ
て引き分けると4位で、ホームに6位山形を迎え撃って準決勝を戦う
ことが試合中に決まっていた。どちらがいいかといえば3位のほうが
いいに決まっている。だからなんとか勝ってくれと願いながら、後半
の残り時間は祈るような気持ちで見守っていた。そして、追加点は奪
えなかったが、虎の子の1点をどうにか守り切って勝利。3位浮上で
いきなりプレーオフ決勝に臨める権利を手にしたのだった。


関連記事
「2014J2 千葉 vs 讃岐」
「2013天皇杯 千葉 vs 讃岐」
「2010地域決勝 決勝R 三洋電機洲本-カマタマーレ讃岐」

2014年11月18日

2014J2 千葉 vs 富山

2014年11月15日(土)
J2リーグ第41節(フクダ電子アリーナ) 観客 10,199人

ジェフ千葉   (前半0-0、後半2-1)   カターレ富山


前半のジェフは積極的にシュートを撃っていっていた。MF28町田也真人
が前半だけで3本シュート撃ったのは記憶にない。ただ、町田のシュートは
いずれも枠にいかなかった。町田に限らず、ジェフの選手が撃ったシュート
は枠にいかないか、いってもコースが厳しくないので相手GKを慌てさせる
ところまでには至らなかった。流れ自体は悪くなかったが、スコアレスのま
ま前半を終了した。


後半、先制したのは富山だった。MF36森泰次郎からの縦パス1本できれ
いに裏を取られ、FW38宮吉拓実に決められてしまった。宮吉ってレンタル
移籍で今は富山にいるのか。久保裕也(現:BSCヤングボーイズ)とともに
「京都はいい若手FW抱えてるなあ」と思っていたのだが。さらに失点直後、
もう一度宮吉にパスが通ってヒヤッとしたが、それは何とか阻止。自分の近
くで見ていた人が「(守備が)ザル過ぎる…」とぼやいていた。

1点を追うこととなったジェフは失点の5分後、相手ペナルティエリアぎりぎ
りのところからMF8谷澤達也が縦にスルーパス。これに反応した町田が
ゴールライン際からクロスを上げると、これをFW11森本貴幸がヘッドで
押し込んで同点に追いついた。森本は2試合連続ゴールで今シーズン10
得点目。直近の13試合で8得点と好調を維持している。

同点に追いついた直後、ジェフはMF10兵働昭弘に代わってFW9ケンペ
を投入。そのケンペスが投入から1分後にDF17中村太亮からのクロス
をジャンピングヘッドでゴールに叩き込み、ジェフは逆転に成功。ケンペス
はこのゴールの直前にヘディングシュートをバーに当てており、もう一度撃
ち直してのゴールだった。


その後、試合終盤は富山の攻撃にヒヤヒヤさせられるもどうにか1点のリ
ードを守り切り、ジェフは貴重な勝点3を手にした。それにしても、富山とは
いつも厳しい試合をしている印象がある。この日も「このチームがほんとに
最下位なの?」と感じたくらい富山の攻撃には肝を冷やされたのだった。


この試合に敗れるとプレーオフ圏外へと転落していたので、逆転で試合を
ものにすることができてほんとによかった。まだ昇格プレーオフに進めるか
どうかは決まっていない。最終節の讃岐戦に勝てば自力で進出を決めら
れるので、他チームの試合経過を気にしなければならない状況になること
は避けたいところだ。


関連記事
「2013J2 千葉 vs 富山」
「2012DAKKANジェフ vs富山」
「2011J2 ジェフ千葉-カターレ富山」
「2010J2 ジェフ千葉-カターレ富山」

2014年11月03日

2014J2 千葉 vs 磐田

試合前の選手紹介時、ジェフの関塚隆監督がコールされた時に磐田サポー
ターはどういう反応をするのかなと思い、磐田のゴール裏サポーター席を見
ていた。拍手してる人もいたけど、基本は無反応って感じだったかな。


2014年11月1日(土)
J2リーグ第39節(フクダ電子アリーナ) 観客 14,575人

ジェフ千葉   (前半0-1、後半2-1)   ジュビロ磐田


前半32分、コーナーキックからのボールをクリアし損ねたところをDF19伊野
波雅彦
に押し込まれて磐田1点先制。前半はこのまま1点ビハインドで終了し
た。前半見てて感じたのは、パスの精度とか見ても磐田はやはり選手個々の
スキルが高いなと。J2屈指のタレント集団であることは疑いようがないところ
だろう。正直このチームがなんで自動昇格できないんだよと思った。個々の選
手の能力をチーム力に還元できなかったのか、J2の引いて守りを固めてくる
相手に磐田も苦しんだのか…。


後半10分、ジェフはFW11森本貴幸が磐田ディフェンスを振り切ってゴール
前にグラウンダーのクロス。これをフリーで受けたMF33幸野志有人が右足
を振り抜いてゴール。ジェフは同点に追いついた。幸野はこれが移籍後初ゴ
ール。ボールもらった時は確かにフリーだったけどすぐにGKやディフェンス
が詰めてきており、よく素早くかつ冷静に決めたなと思う。

さらに後半16分、DF17中村太亮のミドルシュートをGKが前にはじいたとこ
ろをMF8谷澤達也が詰めてゴールに押し込もうとするもボールはポストに当
たる。しかしこの跳ね返りをさらに詰めていたDF2大岩一貴がゴールに蹴り
込んでジェフが逆転に成功。後半12分から途中出場の大岩は出てきてわず
か4分でゴールを決めたのだった。


同点から逆転した時間帯はこぼれ球をことごとく拾えてジェフペースになって
いた。だが後半28分、ジェフに痛いミスが出た。ハーフウェーライン付近から
のバックパスが流れてFW9山崎亮平に拾われてしまい、GK24高木駿も一
度はシュートをブロックしたが、最終的にはシュートを決められてしまった。や
らずもがなの失点だった。磐田はさすがにこういうミスを見逃してくれないわ。

同点に追いつかれたジェフは、後半30分にFW9ケンペス、同35分にはリー
グ戦初出場となるFW31ジャイールを投入。攻撃の枚数を増やし、バランス
を崩してでも点を取りに行くんだという姿勢を見せたが勝ち越しゴールは生ま
れず、同点のままタイムアップとなった。


勝てるチャンスもあった一方、負けていた可能性もそれなりにあった試合だ
った。第三者的な見方をすれば、両チームの意地と意地がぶつかり合い、
白熱したかなり面白い試合だったのではないかと思う。磐田とはプレーオフ
に進めばもう一度対戦する可能性もある。この試合がもしプレーオフだった
らミスで追いつかれてドローで終戦となってたわけで、そういう意味ではまだ
この試合がリーグ戦でよかったなと思ったのだった。

2014年10月29日

2014J2 群馬 vs 千葉

2014年10月26日(日)
J2リーグ第38節(正田醤油スタジアム群馬) 観客 5,805人

ザスパクサツ群馬   (前半0-0、後半1-2)   ジェフ千葉


試合前に水を撒くフクアリと違って正田スタジアムでは水を撒かなかっ
たので、ピッチはカラカラでしかも固そうだなと思った。だから、やや強
めに蹴らないとボールが転がっていかない。フクアリのようにボールが
滑るように転がっていかないからなのか、全体的に選手からスピード
感を感じず、両チームとも動き自体どこか重いように見えた。

慣れないピッチ状態にジェフの選手は順応するまでに時間がかかった
のかもしれない。前半ペースを握ったのは群馬だった。ゴール前で度々
ピンチを迎え、どうにかしのぐという場面が続いた。一方で攻撃のほう
はなかなか機能せず、前半のシュートは1本だけだった。


後半8分、群馬はコーナーキックのチャンスをつかむと、MF16金沢浄
の蹴ったボールを元ジェフのMF7青木孝太がヘッドで合わせてゴール
へと押し込み、群馬が1点先制。金沢がファーサイドに蹴ってきたのも
予想外だったけど、孝太へのマークを外してしまったのもねえ。高さの
ない孝太にヘッドでやられてしまったというのも何とも…。


1点取った群馬は守備を重視する戦術にシフトして引き気味になったの
か、その後はジェフが中盤を支配して攻めを展開できるようになった。
ジェフは、幸野志有人井出遥也町田也真人ケンペス佐藤勇人
兵働昭弘といった攻撃的な選手をピッチに送り出していく。それでも
粘り強く守る群馬ディフェンスに手を焼いていたが、後半41分、MF8
谷澤達也
が倒れこみながらも落としたボールをケンペスがゴールに叩
き込んで、残り4分のところでジェフは同点に追いついた。

同点になったことでジェフはイケイケになり、さらに前掛かりの度合いを
強めていったが、全員が前に上がりすぎていたのでカウンター喰らった
ら怖いなと思っていた。だが、群馬はチーム全体で完全に足が止まって
しまっていて、セカンドボールももはやほぼ拾えない状態になっていた。

後半のアディショナルタイムは4分。群馬ゴール前に攻め込んだジェフ
はケンペスが左足でシュート。ボールはゴールの枠にはいかなかった
が、これをクリアしようとした群馬の選手がクリアしきれずに自陣のゴ
ールへと蹴り込んでしまうまさかのオウンゴール。実にアディショナル
タイム3分のところでジェフが思わぬ形で1点勝ち越し。結局そのまま
逃げ切ったジェフは逆転勝ちで貴重な勝点3を手にしたのだった。


勝ち越しゴールは遠めのサイドで決まったんだけど、「ジェフの選手誰
も触ってない、オウンゴールだわ…」というのはわりとすぐにわかった。
ファインゴールだろうがオウンゴールだろうが1点は1点だし、ジェフが
攻め込んでいたから最後そういう結果になったわけで、気迫と執念で
もぎ取った得点と言っていいのかもしれない。

ビハインドの状況にあった時、「こういう試合を同点や勝ちに持ってい
けないようだと、プレーオフにいけたとしても勝てないぞ」と思っていた。
だから、終盤までリードを許す厳しい展開の言わば完全な負けゲーム
を、土壇場でひっくり返して勝利へと持っていけたのは普通の1勝以上
に価値のあることだと思う。勢いをつけたうえで、次節勝点3差の3位
磐田との試合に臨むことができそうだ。


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