2015年11月29日

2015J2 千葉 vs 讃岐

2015年11月23日(月)
J2リーグ第42節(フクダ電子アリーナ) 観客 10,400人

ジェフ千葉   (前半0-1、後半0-1)   カマタマーレ讃岐


試合終わった時の率直な感想、「情けない…、J2でも真ん中あたりのチーム
に成り下がってしまった」だった。下位のチームにも勝ちきれなかったり負け
たりもしばしば。このチーム状態で最終節までプレーオフ進出の可能性を残
していただけでも奇跡的だったのかもしれない。そして案の定最終節で敗れ
て、プレーオフ進出を逃したのだった。

試合自体は、「ジェフの攻撃練習、讃岐の守備練習」といった様相だった。
ボールを圧倒的に保持して攻めながらもJ2最少失点を誇る讃岐の守備網
を崩せない。何せシュートすら撃たせてもらえない。そして苦し紛れの遠目
からのミドルは正確性を欠いていた。攻めに工夫がないから相手からしたら
守りやすいのだろうな。シーズン通して、関塚隆監督のサッカーってどういう
攻め方をして点を取ろうとしているのかが全く見えなかった。「攻めれない、
守れない、走れない」。この3つが揃っていれば勝てないのも当たり前だった。


過去最低の9位でシーズン終了。15勝15敗12分の勝点57も過去最低の
成績だろう。関塚監督の去就がどうなるのかはわからないけれど、来シーズ
ンへ向けての希望の光も全く見えないシーズン最終戦だった。続投するなら
頑張ってもらいたいけれど解任されても文句の言えない成績だと思う。5月
からずっと低空飛行を続け、ついに最後まで浮上することのなかった今シー
ズンのジェフ。攻めも守りも組織的な部分が見えず、個々の能力だけでどう
にかしようとしてるように見えた。来シーズンは相当の覚悟で臨まないと、J
1昇格どころかJ2残留争いをしてもおかしくないだろう。それぐらいリーグ下
位のチームとは差がない。悲しいけれどそれが現時点での実力だと思う。


関連記事
「2014J2 讃岐 vs 千葉」
「2014J2 千葉 vs 讃岐」
「2013天皇杯 千葉 vs 讃岐」
「2010地域決勝 決勝R 三洋電機洲本-カマタマーレ讃岐」

2015年11月14日

2015J2 千葉 vs 東京ヴェルディ

2015年11月8日(日)
J2リーグ第34節(フクダ電子アリーナ) 観客 10,693人

ジェフ千葉   (前半1-0、後半0-0)   東京ヴェルディ


前半10分にFW9森本貴幸のミドルシュートが決まって1点先制。この日
のジェフはチームとしての動き出しでヴェルディに勝り、前半は次々とチャ
ンスを作っていっていた。ただ、そこを決めきれないのが今シーズンのジ
ェフ。MF6田中佑昌が相手GKとの1対1を決められず、前半でもう2点ぐ
らい取れていてもおかしくなかったが結局は1点止まり。その結果、後半
はヴェルディの猛攻にさらされることになった。

前半が良すぎたので覚悟はしていたが、後半はセカンドボールが拾えな
くなった。中盤で守備のフィルターに引っ掛けることができなくなり、サイド
を崩されて度々ゴール前にクロスを上げられる。失点しなかったのは、相
手がシュートミスしたり、シュートがたまたまGKの正面をついたからという
だけだった。それでもどうにか逃げ切って、5試合ぶりの勝点3を得ること
ができたのだった。


ジェフは2トップとして森本とFW11ネイツ ペチュニク。2列目の左にFW
38松田力
、右に田中を配置していた。そして2列目の2人が攻守によく走
り回っていた。松田はかなり低い位置まで下がってボールを貰いにきてい
た。この日の松田を見ていたら、昨シーズン在籍した幸野志有人を思い出
した。幸野も試合終盤になっても運動量が落ちることなく駆け回れる選手
だった。でも、松田にあの役をやらせてしまうと得点まで求めるのは酷かも
しれない。両サイドハーフに負担がかかりすぎる戦術であり、90分体力が
持つとは思えない。この2人の運動量が落ちたことも後半ヴェルディにボー
ルを持たれることが多くなった要因であろうし。

しかしそれよりも問題なのは決定力がなさすぎることかな。決定機を何本
も外していれば試合が難しくなってしまうのは当たり前。攻撃の枚数が1
枚足りないのかな。昨シーズン在籍したケンペスのようなゴリゴリのFWが
今のジェフにはいないんだよね。「とにかく自分が決めてやるんだ」ってい
うスピリットを持った選手が見当たらない。2ケタ得点を挙げているネイツ
もどっちかといえばラストパサータイプの選手だからね。


関連記事
「2015J2 東京ヴェルディ vs 千葉」
「2014J2 千葉 vs 東京ヴェルディ」
「2014J2 東京ヴェルディ vs 千葉」
「2013J2 東京ヴェルディ vs 千葉」
「2013J2 千葉 vs 東京ヴェルディ」
「2012DAKKANジェフ vs東京ヴェルディ」
「2012DAKKANジェフ vs東京ヴェルディ(アウェイ)」
「2011ジェフ千葉-東京ヴェルディ」

2015年10月23日

2015J2 千葉 vs 大分

2015年10月18日(日)
J2リーグ第37節(フクダ電子アリーナ) 観客 10,658人

ジェフ千葉   (前半0-2、後半2-0)   大分トリニータ


この日のジェフは選手間の距離もよく、パスもうまくつながっていて最近見た
中ではかなりいい出来のサッカーをしていたと思う。しかし前半35分までに
2失点を喫し、厳しい展開を強いられることとなった。


1失点目は、GK21高木駿がシュートをキャッチし損ねて前にこぼしたところ
FW39荒田智之に詰められて決められてしまった。あの高木のファンブル
は何だったんだろ…。死角から急にシュートが来て捕り損ねたとしか思えな
いようなプレーだった。それにしても、荒田か…。荒田らしい泥臭いゴールだ
った。2012年にレンタル移籍によってジェフに在籍していた時も、自分は
田を高く評価していた
。荒田はねえ…、ほんとケガさえしないで試合に出続
けられればシーズン15~20点くらい取れる力はある選手だと思ってる。
今は敵チームにいるので、ゴール決められてうれしいはずはないんだけど、
健在なところを見られたのはよかった。

2失点目は、対角からきたクロスボールをDF5若狭大志がノートラップボレ
ー。ボールはワンバウンドして高く跳ね上がり、GK高木の頭上を越えてゴ
ールへと入ってしまった。シュート自体は見事だったし、このシュートについ
ては高木もほぼノーチャンスだったと思う。あれは若狭をフリーにしてしまっ
たディフェンスのほうに問題ありとみた。


ジェフは前半から右サイドを切り崩しての攻めが多かった。DF2大岩一貴
運動量豊富に動き回って盛んにクロスを上げるんだけど、如何せん大岩は
クロスの質がいまいちでなかなか得点に結びつかなかった。逆にクロスの
質が高いDF17中村太亮の左サイドはなぜかあまり使わず。中村は「あま
り上がるな」とか指示でも受けてるんだろうか。中村は攻めあがっていいク
ロス上げてなんぼの選手だと思うんだが…。確かに守備で穴を作るリスクも
あるけれど、中村の攻撃力をいかせないのであれば中村を起用してる意味
はほぼなくなってしまうんだけどね。


後半10分にFW11ネイツ ペチュニクのヘディングシュートで1点を返したも
のの、残り時間が少なくなるにつれガッツリひいて守りを固めてきた大分の
守備網をなかなか破れない。これは厳しいなと思っていたが、アディショナル
タイム突入直後、ペナルティエリア内でドリブル突破を図ろうとしたDF13金
井貢史
が倒されてPKを獲得。これをネイツがしっかりと決めて土壇場で試
合を振り出しに戻し、結局そのままドローに持ち込んだのだった。

PKもらった場面はMF8谷澤達也なら確実にとってもらえなかったな(笑)。
中継を録画しておいた千葉テレビの映像を確認してみると、確かに大分の
選手が足を引っ掛けているようには見える。倒れるほどのファウルだったの
かはわからないけれど、金井が曲者ぶりを発揮したシーンだったように思う。

まあここで金井がPKもらってたので、試合終了間際にカウンターで攻めあが
ったMF14町田也真人がペナルティエリア内で倒されたのはとってもらえな
いわな。谷澤からのパスを受けた也真人はディフェンスのいる中に切り込む
んじゃなくて、ボールを外へ持っていってディフェンスをはがしたうえでシュー
トへ持ち込まなきゃいけなかったのだろう。ジェフは数的優位のカウンターを
仕留めるのはあまり得意じゃなさそうだけど、ああいうチャンスは確実にいか
せないと勝点はなかなか伸びていかないんじゃないかな。


関連記事
「2014J2 千葉 vs 大分」
「2012DAKKANジェフ vs大分(J1昇格プレーオフ)」
「ジェフ、J1昇格ならず」
「2012DAKKANジェフ vs大分」
「2011J2 ジェフ千葉-大分トリニータ」

2015年10月08日

2015J2 千葉 vs 愛媛

2015年10月4日(日)
J2リーグ第35節(フクダ電子アリーナ) 観客 9,904人

ジェフ千葉   (前半1-0、後半0-0)   愛媛FC


「相手のほうがパス回しうまいし、攻撃の形できてるよなあ」
今シーズン、ジェフの試合を見ていて感じることである。2012年の木山
隆之(現:愛媛FC監督)、2013~14年途中まで指揮した鈴木淳は、い
ずれも巧みなパス回しからゴールを狙うというサッカーをしてくる監督だ
った。まあパス回しがうまいだけでなかなかゴールには結びつかなかっ
たんだけど…。それに比べると、現在の関塚隆監督になってからパス回
しに関しては劣化したような印象を受ける。だが、前半16分に井出遥也
が決めた得点は、久々にワンタッチできれいにパスがつながってのゴー
ルだった。


得点につながったシーンは確かにいい攻めだったんだけど、試合を通し
てみるとやはり「あれは決めないと」というところで決めきれないというこ
とがちょいちょいあった。2点目を取れないがために追いつかれてドロー
という試合が今年何度あったことか。相手GKの児玉剛から簡単にゴー
ルを奪えないことは昨年の対戦でわかっていたが、今年もやはり苦しめ
られた感じだった。

守備の面では、自陣のとられてはいけないところでボール奪取されてピ
ンチに陥るシーンあり、フリーでクロス上げさせてフリーでヘッド撃たれ
るシーンありと、よく無失点で済んだなと思う。シュートがたまたまGKの
正面をついたので助かっただけであり、枠内のいいコースにいっていれ
ば失点してしまっていただろう。この日は運もあったと思う。


アウェイで敗れていた愛媛を1-0でどうにか降して、木山さん相手に2
連敗は喫しなくて済んだ。でも木山さん、ほんといい監督だわ。愛媛はい
い指揮官連れてきたなと思う。ジェフを指揮していたときの木山さんは、
「1年でチームをJ1に上げる」という使命のもとにやっていたので、育成
は二の次で若手選手を抜擢するということはあまりなかったように思う。
その木山体制のもとでは全く起用されなかった(当時はまだプロとして使
える状態ではなかったのだろう)井出のゴールシーンは、木山さんの目
にはどう映ったのだろうか。起用はしなかったけど指導はしたわけだから、
ゴールを決められた悔しさだけではない別の感情もよぎったりしたのかな。


関連記事
「木山隆之監督退任」  「木山さんは神戸へ」
「2014J2 千葉 vs 愛媛」
「2013J2 千葉 vs 愛媛」
「2012DAKKANジェフ vs愛媛」
「2011J2 ジェフ千葉-愛媛FC」
「2010J2 ジェフ千葉-愛媛FC」

2015年06月15日

2015J2 千葉 vs 福岡

2015年6月14日(日)
J2リーグ第35節(フクダ電子アリーナ) 観客 9,060人

ジェフ千葉   (前半2-1、後半0-1)   アビスパ福岡


前半11分までにFW9森本貴幸MF29水野晃樹のゴールで2点を
リード。相手が眠っている間に勢いで2点取ってしまった感じだった。
「この勢いがどこまでもつかな」と感じていたが、実際ペースを握って
いられたのは前半半ばぐらいまでで、それ以降はセカンドボールを
拾えなくなり、徐々に福岡ペースの試合になっていった。

前半35分にMF7金森健志に豪快に叩き込まれて1点差に詰め寄ら
れると、後半28分にはFW9中原貴之にヘディングシュートを決めら
れて同点。その後も防戦一方で勝ち越すことはできないままタイムア
ップ。2-2のドローでジェフは5試合勝ちなしとなった。2点差追いつ
かれてのドローで負けに等しいと評する人もいたけど、実際見ていた
限りは、「よく同点で踏みとどまれたな」というのが本音だった。シュー
トはジェフの4本に対して福岡は16本。後半のジェフはほとんどシュ
ートを撃つことすらできなかった。


ジェフはFWの得点力不足がいよいよ深刻になってきたなと感じざる
を得なかった。森本は前半キレキレの動きで得点を挙げたが、だん
だん相手に試合を支配されてくると動きも落ちて目立たなくなってい
った。後半35分にその森本に代わって投入されたFW19オナイウ
阿道
も力を発揮できなかった。

阿道がセカンドチョイスになっているあたりが、FWの苦しい台所事情
を物語っているような気がする。阿道が期待の若手であることに異論
はないけれど、現状どこを評価されて起用されているのか自分にはわ
からない。ボールを収められるわけでもなく、裏へ抜けるスピードがあ
るわけでもなさそうだし。だからシュートまで持ち込むこともできない。
それでも起用されるってことは、残りのFWの鈴木隆行能登正人
りも優先順位は高いってことでしょ。う~む…。


かつて「アジアの壁」と評された井原正巳監督が率いる福岡とは今回
初対戦だったわけだが、随分とまたディフェンスラインに高い選手揃え
てきたね。

GK1神山竜一(188cm)    DF2濱田水輝(186cm)
DF4イ グァンソン(193cm)  DF19堤俊輔(179cm)

ジェフのコーナーキックのときにパッと見て、「福岡の後ろの選手たち、
デカ」と目を丸くしてしまった。今まで見てきたJ2のチームであれだけ
高い壁を築いていたチームは記憶にない。この高い壁のディフェンス
ラインが自軍のCKやFKといったセットプレーでは前線に上がってく
る。これは脅威だわ。福岡相手にセットプレー与えるのは危険極まり
ない。コーナーではなくタッチへ逃げると、今度は堤がロングスローを
放ってくる。なんちゅう厄介なチームなんだ…。セレッソとは別の意味
で見ていて恐怖を感じるチームだった。


関連記事
「2014J2 千葉 vs 福岡」
「2013J2 千葉 vs 福岡」
「2012DAKKANジェフ vs福岡」